2022/06/17
読書
『モモ』
ミヒャエル・エンデ, 大島 かおり
毎日、休日も削って必死に仕事して、使えるお金は増えたけど、自分の生き生きした時間がほとんど残らない気がする、そんな大人をリアルに続けてしまっている今読むと、昔に読んだときよりも灰色の男たちの臨場感が遥かにヤバい。
私の時間、ほんとに盗まれているんじゃないか・・
ゆっくりなほど早いとか、自分の心の中の時間と向き合うとか。そういうクサいアイデアが、ちょっと心を休ませてくれるのが心地良い。