『星とトランペット』
竹下文子
大学のときに友人から「この本をきっかけに楽器を始めた」と聞いて気になっていた本。当時は本が手に入らずに諦めたのですが、いつの間にか電子書籍化していたようで、読むことができました。
きれいな話。
こんな夢想をしながら楽器が奏でられる人生も羨ましいなと時々思う。
『星とトランペット』以外にも、色々な楽器の出てくる話があって、きれいなフルートやバイオリンの演奏が聞きたくなる本でした。
『いつもの店』に出てきた
「わたし、すみのほうにすわって、待ってる。待つのって、好きよ。待たされるのは大きらいだけど……。」
こういうフレーズもとても好きです。